“わからない”を楽しむ力──ネガティブ・ケイパビリティを語り合う【出張金ガレ in 静岡】
2025年10月3日(金)、鈴与システムテクノロジー株式会社(本社:静岡市清水区、代表取締役社長:林田敏之、以下SST)は、株式会社NOKIOO(所在地:静岡県浜松市、代表取締役:小川健三、以下NOKIOO)と共催で、本社3Fハーモレクスにて読書会型対話イベント「金ガレin静岡」を開催しました。

本イベントは、NOKIOOが継続的に開催している「金ガレ(=金曜日のGarage)」の趣旨に共鳴し、SSTとして初の社内開催となったものです。金ガレは、問いを持ち寄り、答えを急がず、対話を通じて思考を深める場。今回はその精神を受け継ぎ、枝廣淳子氏著『答えを急がない勇気 ネガティブ・ケイパビリティのススメ』を題材に、10名の参加者が集いました。
ファシリテーターとしてNOKIOOの長岡佳成さんを迎え、SST社員に加え、年齢や業種の異なる静岡地域の社会人・学生が参加。多様な背景を持つ参加者が交わることで、互いの考えを刺激し合う豊かな対話が生まれました。

議論では、「ネガティブ・ケイパビリティとは何か」「それが発揮できた/できなかった経験」「ポジティブ・ケイパビリティとの関係性」など、答えの出ない問いに向き合う時間が展開されました。
参加者からは、
「結局ひと言で言えるほど『これだ』という答えは出せなかったが楽しかった」
「考えの違う人と深ぼる話ができて非常に良かった」
「今回の会を一言でいうと『急がば回れ』」
「『積極的な待ち』という意見に共鳴した」
「考え続けることへの勇気を少しもらえた気がする」
などの声が寄せられ、モヤモヤを楽しむ時間が、参加者それぞれの内省と成長につながったことがうかがえました。


地域の方々とSST社員が一緒に問いを深めることで、異なる視点が交差し、思考の幅が広がる貴重な場となりました。SSTでは、こうした「問いを持ち続ける場づくり」を通じて、社員一人ひとりの思考力や対話力の向上を図るとともに、地域とのつながりを大切にした取り組みを今後も継続してまいります。
<報道関係者からのお問い合わせ>
鈴与システムテクノロジー株式会社
経営企画部 井上
TEL:090-1545-9450
Email:sstkoho@sst-contents.com