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INFORMATION お知らせ

2025.10.14活動紹介

静岡で異業種が“まざる”フィールドワーク、圧倒的当事者意識で挑んだ20名の若手社員

2025年8月29日(金)・9月12日(金)、静岡市内にて、8社合同による「静岡ものづくり企業フィールドワーク」が開催されました。本プログラムは、静岡工場博覧会「ファクハク」実行委員会の協力のもと、静岡のものづくり産業の魅力や課題に触れながら、異業種の若手社員が協働する実践型フィールドワークとして実施されました。

参加企業は、当社鈴与システムテクノロジー㈱を含む静岡市内の8社(㈱エル・ティー・エス、㈱静岡新聞社、静岡ガス㈱、静岡鉄道㈱、しずてつジャストライン㈱、鈴与㈱、村田ボーリング技研㈱)から計20名が参加。フィールドワーク先としては、静岡市清水区を中心とした5社のものづくり企業(㈱アイ・テック、伊豆川飼料㈱、セイリン㈱、長澤瓦商店㈱、㈱山崎製作所)が受け入れ企業として協力しました。

 

 

■ 2日間にわたる「地域を知る」「企業とまざる」プログラム

DAY1では、各企業の工場見学や社員へのヒアリングを通じて、企業の魅力や課題をグループで整理。DAY1からDAY2までの2週間で、チームごとの打ち合わせやフィールドワーク先へのヒアリングを重ね、ものづくり企業の課題を解決するアイデアを検討。DAY2では、検討したアイデアを受け入れ企業に対してプレゼンテーションするという構成で、参加者は「圧倒的当事者意識」を持って取り組みました。

プレゼンテーションでは、単なる提案にとどまらず、企業の現場に寄り添った課題設定と解決策の提示が行われ、受け入れ企業からは「自社では気づけなかった魅力を発見できた」「他社の視点からのヒントが得られた」といった高い評価が寄せられました。

 

 

■ 参加社員の声:地域と企業に“まざる”ことで得た気づき

当社から参加した社員にとって、本フィールドワークは「地域を知る」「企業とまざる」というテーマのもと、静岡の産業の現場に触れ、地域の魅力を再発見する貴重な機会となりました。

 

 

異業種のメンバーと協働することで、自社では得られない視点や価値観に触れ、視野が広がったという声が多く聞かれました。また、企業の課題に対して真摯に向き合い、提案を形にする過程で、チームビルディングや課題解決力の向上を実感する場面もありました。

 

 

■ 地域と企業、社員が交差するフィールドワークの意義

このフィールドワークは、単なる企業訪問ではなく、地域産業の担い手と地域企業の若手社員が直接対話し、課題を共有・提案することで、双方にとって価値ある時間となりました。今後もこうした「越境機会」を多く設けることで、若手の育成や地域の発展に寄与してまいります。

 

鈴与システムテクノロジーでは、今回のフィールドワークを通じて得られた学びを今後の事業活動に活かすとともに、地域企業との連携を深めながら、社員の成長と地域理解の促進を図ってまいります。