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INFORMATION お知らせ

2025.06.19活動紹介

新入社員研修で実践型コンペを開催~先輩社員とともに育む、学びと成長の循環~

2025年6月17日、鈴与システムテクノロジー株式会社(本社:静岡県静岡市、代表取締役社長:林田敏之)は、本社にて2025年度新入社員教育の一環として、実践型のシステム開発コンペを開催しました。

このコンペは、約2カ月間にわたる新入社員研修の集大成として位置づけられ、各チームが独自に企画・開発したシステムを発表する場となりました。

 

このシステム開発コンペは、例年新入社員の登竜門として実施していますが、今年度はより実践的なスタイルとするため、若手社員が仕様出しのメンバーとして参画。現場でのリアルな顧客とのコミュニケーションさながらのやり取りが生まれるとともに、よりリアルな課題設定とフィードバックを通じた多くの学びが生まれる場となりました。

 

 

各チームは、発表に向けて、思うように動かないプログラムに苦戦したり、リーダーとしてタスク管理に悩んだりしながらも、前向きかつ真剣に準備に取り組んできました。

 

 

こうして迎えた発表当日は、仕様出しメンバー以外にも多くの社員が見学に訪れ、社内全体で新人の挑戦を応援する雰囲気が、新入社員の意欲をさらに高める場となりました。

各チームは、企業としての発表を意識し、事前に想定される質問やネガティブな要素への改善策まで盛り込んだチームや、実際の使用環境を想定して劇形式でプレゼンテーションを行ったチームもあり、臨場感と説得力のある発表が会場を沸かせました。発表後には、仕様出しメンバーによる質疑応答の時間も設けられ、双方向の学びが生まれました。新入社員にとっては実践的な発表経験となり、若手社員にとっても評価・フィードバックを通じて成長の機会となりました。

 

 

5チームによる発表の中で、最も高く評価されたのは、仕様に忠実な機能実装と課題解決への姿勢が際立っていたチームでした。実務に即した視点と着実な成果が、審査メンバーから高く評価され、優勝に至りました。

 

 

当社では、全社で実践的に学べる機会を創出することを大切にしています。今回の取り組みでは、配属前の段階から、チームで協力しながら課題に向き合い、意見を交わし、改善を重ねていくプロセスを経験することで、実務へのスムーズな移行を支えるとともに、若手社員との協働を通じて社内に自然な学びの循環が生まれました。今後もこうした取り組みを積み重ねることで、社員一人ひとりが主体的に成長していける土壌を育んでまいります。