若者に“出会い”と“気づき”を。木曜の夜に、社会を変える種をまく。~静岡から始める社会変革。社長が語った、変革と挑戦のリアル~
鈴与システムテクノロジー株式会社(本社:静岡県静岡市)代表取締役社長の林田敏之が、2025年6月5日(木)に開催された「木曜日のヨル喫茶 in ヒトヤド vol.8」(通称:木ヨル)に、登壇しました。「木ヨル」は、業種や年齢、立場を超えて人々がフラットにつながることができる、人宿町の新しいコミュニティです。当社はこれまで、若手社員の登壇や各回イベントへの参加・運営を通じて、木ヨルの趣旨に賛同し、積極的に関わってまいりました。
当日は74名が来場し、立ち見が出るほどの盛況ぶりの中、林田がこれまでの多様な経験や試行錯誤を通じて得た学びを、次世代に向けて率直に語りました。さらに、木ヨルというカジュアルな場だからこそ語られた“裏話”や“リアルな本音”も飛び出し、参加者からは「ここでしか聞けない話が聞けた」との声も多く寄せられました。

■若手に伝えたかった3つのメッセージ
- 懸命に向き合った記憶こそが財産
成功や失敗よりも、「その時どれだけ本気で向き合ったか」が、後に残る財産になる。
- 仕事は“気持ち”が5割
「気持ち5割、手2割、足2割、頭1割」で汗をかくことが大切。会社名や肩書、口先だけで仕事をすることを、20代でしてはならない。
- 社外を見て、まず行動する
主観60%でまずGOしてみる。行動してから見直す姿勢が、成長の鍵になる。
■入社4年目社員が“挑戦”したファシリテーション
今回のイベントでは、入社4年目の社員がファシリテーターに初挑戦。実験的な試みではありましたが、社長との対話を通じて会場の空気をやわらげ、参加者が自然と耳を傾けられる和やかな雰囲気づくりに大きく貢献しました。

ファシリテーションを務めた社員のコメント:ファシリテーターはこれまで経験したことがなかったため、戸惑いもありましたが、周囲の後押しもあり、“せっかくならやってみよう”という気持ちで挑戦を決意しました。当日は緊張でうまく言葉が出ない場面もありましたが、木ヨルならではの緩やかな雰囲気と、参加者の皆さんの温かい応援に支えられ、無事にやりきることができました。未知へのチャレンジが自信につながるということを、改めて実感する非常に貴重な経験でした。
■参加者の声から見える“木ヨルの価値”―20代の声
当日は20代の参加者も多く、以下のような声が寄せられました:
- 「別の会社の人も多く、会社の座談会というより“プライベートな場”という感じでよかった」
- 「開始前後や休憩時間にいろんな方と交流できたのがとても良かった」
- 「“名刺や口ではなく、気持ちと手と足で仕事をする”という話がとても印象的だった」
- 「“仕事は結果ではなく、懸命に取り組んだ経験が一番の財産になる”という話が特に印象的だった」
- 「“日本を元気にしたい”という強い思いと、企業文化への分析がとても興味深かった」
- 「自分も20代のうちに、もっと積極的にチャレンジしていきたいと思った」


■今後の展望
今回の木ヨル登壇の終盤では、「地域や経済の格差によって、若者がキャリアや原体験の機会を失ってしまう社会を変えたい」という強い想いも伝えられました。都市部と地方、経済的な余裕のある家庭とそうでない家庭──そうした環境の違いによって、出会える人や経験できることに差が生まれてしまう。その“格差”を少しでも埋めるために、若者が多様な価値観や人と出会い、自らの可能性を広げていけるような“場”を、静岡からつくっていきたい。
そして、今回の木ヨルで林田が語った言葉の数々は、「今の自分にできることから始めてみよう」と背中を押してくれる、20代への力強いエールでもありました。
「静岡を元気にすることが、日本を元気にすることにつながる」という信念のもと、今後も当社は、若手が“出会い”と“気づき”を得られる場を大切にしながら、世代や業種を超えた対話を通じて、静岡から社会を少しずつ変えていく挑戦を続けていきます。
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